R.T
2021年度 新卒入社
ー 主な業務内容をお聞かせください。
送電線鉄塔工事の現場管理が主な業務です。
ー 上記業務の他に発生する業務を一つお聞かせください。
CADを用いた図面,鉄塔構造図などの作成。元請け会社へ提出する資料等作成の内業、事務作業。
ー 部署としてはどのような業務をする部署でしょうか。
東北地方にて頂いた鉄塔工事(新設工事,移線工事,改修工事等)の工事管理を主な業務としております。
ー ETSに入社を決めた理由
東北電力からの仕事など、規模の大きなインフラ業務に携わってみたかったためです。また、人事の方の柔和な雰囲気や対応により、選考を受けた企業の中で一番自分らしく面接が出来たこと、100年近く歴史があり会社が持つ伝統・技術から何か学べるものがあるだろうと感じたことも理由です。
ー 入社して驚いたこと。
現場配属されたときに、女性がどこにもいなかったことです。
ー 業務を行う上で大切にしているや意識していることは。
先輩から教わった「施工管理業務は、段取り八割、当日二割」という言葉です。
ー これまでの業務の中での取り組みで、印象的なものは何ですか。
初めて行った停止工事です。約一か月、一日のほとんどを30m以上の鉄塔で過ごしたことが印象的です。
体も頭もフル回転で、毎日が正念場という体感でした。
ー 施工管理職として働くことの魅力ややりがい。
業務はとても大変ですが、電気という重要なインフラ業務に携わるので、自分の手で人々の生活が豊かになっていくという実感があります。
ー 現場や失敗で学んだこと。
仕事は、段取りや準備の段階が最も大切という事を学びました。また、準備不足が原因で、当日の現場にて施工班の方に叱られるという場面が数回ありました。
ー 大変だったことはありますか。
氷点下近い気温と吹雪の中、鉄塔の上で現場管理したことです。二時間ほどの現場管理でしたが、塔から降りる頃には全身震えが止まらず、手足は動かないといった強い恐怖を覚えました。
ー 反対に嬉しかったことはありますか。
任された仕事をミスなく全う出来た時、自分が多く携わっていた工事個所に無事に鉄塔が立った時です。
ー 今後チャレンジしたい事は何ですか。
弛度決定作業や資材の計算・注文等、工事の中で責任が大きいと呼ばれる作業を行ってみたいです。
ー 今後のキャリアについて。
現場にて培った知識や経験を活かし、チャンスがあれば本社での営業部や経営企画室等にも携われたらと思っています。
ー どんな人がETSの施工管理職に向いていると思いますか。
コミュニケーション能力が高く集団生活や早起きが得意な人が向いていると感じます。また工事が終盤に近づくと、1日中鉄塔を昇り降りする機会も多くなってくるので、体力・運動神経に自信のある方も向いていると感じます。余談ですが自分は高い場所が苦手でしたが、三か月程でかなり慣れました。高所作業に抵抗を感じる方も居るかと思われますが、それほど気に留める点では無いかと思います。
ー 施工管理職に求められるスキルとは何でしょうか。
専門分野外から就職された方も沢山在籍している為、あまりこれといったスキルは思いつかないのですが、CAD等図面制作ソフトの操作に強い方は、働くうえで非常に有利になるかと思います。
ー 最後に施工管理職に興味がある人に向けてメッセージをお願いします。
施工管理職は、元請け会社と下請けの施工班に板挟みにされる立場で、休みも決して多くない大変な仕事だと思います。しかし、若いうちから責任のある仕事を任せられたり、国のインフラに携われるなど、やりがいもたくさん感じられる仕事かと思います。